滝とキャンプと。

スーパーカブ110Pro(JA10)で、全国の滝を巡ったり、キャンプしたり、香川でうどん食べたりしてます。2020年3月より、ナチュログからの移行期間として同じ記事をUP中。記事内のリンクはナチュログに飛びますのでご了承下さい、いずれ直します。

【キャンプ下見】 用瀬嶽フリークライミング広場 (岡山県高梁市)

 
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2016.3.17





※ この記事は、下書きした以降に料金等の改定がありました。 読む人が混乱しない(と思う)範囲で、改定前の情報も載せます。

R313に戻って北上します。





r33に入り、すぐに見える橋で対岸の道へ。







ちょっと怪しい道を進んで、





用瀬嶽(ようぜだけ)フリークライミング広場に到着。 小屋の壁でボルダリングができるようになっていますね。
ライミングスポットとしては西日本でそこそこ有名らしいですが、競技人口が少なすぎて・・・ね
滝屋に言われたくないか w









現地を見ても不明点が多かったので、翌日に役場へメールで問い合わせました。 その日の夕方に返信があり、文面も好印象。
以下、青字はその返信から抜粋。




ここは、小屋と電源つきキャンプ場が整備されています。

小屋は1人1泊¥500 ¥1,000です。 日中に、役場 役場近くの「杉田商店」まで前払い清算に来て下さい。
清算後、鍵をお渡しします。 ただし貸切施設ではないため、他のお客さんも使用可能な状況にしていただく必要があります。
中の設備は居間が板張りで大テーブルと椅子6脚。 畳部屋は6畳。 ガス、流し、風呂、トイレ(男女)、石油ストーブx2。
灯油は補給に限りがありますのでご注意ください。 宿泊可能人数はおおよそ5名程度かなと思います。









感覚としては、山小屋やライハと変わらんね。




清算を行う杉田商店は、r33を更に3kmほど進んだ役場の近くです。
この施設は3月までは役場で管理していたので、万が一の時には役場に言えば鍵を持ってるかも。(未確認)






すぐ奥のキャンプ場へ。







ソロで20張り弱でしょうか。 この写真で見るほどの、しみったれた感じはしません。
ただ、南北を山で挟まれているため、夏場を外すとテントが乾きにくいと思う。





オートキャンプ場は1人1泊¥600 ¥500です。
電源は3箇所使用可能。
使用する場合は追加料金¥250を支払って下さい。





炊事棟。 少し荒れてるなぁ・・・というのが第一印象だが、椅子と床の埃さえ掃けば普通のような気もする。





炊事棟の薪は、市が管理しているものではありませんので使用しないでください。



誰が持ち込んだんだ?
業者か集落の人が周辺の山の手入れで伐採したのを、ここまで運んで手頃な長さに切ってくれたというのか。 謎。
焼却処分の手間が省けるとか考えたのだろうか。 何にせよ、自治体の設備を陣取る以上は素性を明確にしてほしいものです。



トイレ汚い。 ドアを開けた瞬間に、小屋を借りようと思ったレベル。
シャワールームもあったが封鎖されていた。 これも、小屋の風呂を使えという事でしょう。



ちなみに、中央の青いポールは集金箱。 2015年度まではキャンプ場のみの利用なら予約・受付不要で、
ここに料金を入れるだけでOKだったそうです。



こんなところでしょうか。 大会等あれば先客でいっぱいとしても、普段はガラガラでしょう。
日本でのクライミング人口って、どのくらいなんでしょうね。





実は、r33に入ってすぐ対岸に渡らなくても、小屋の直前にも橋がありました。
対岸は離合困難なので、ここを使う方が安全です。 床板がボルト固定されていないので、バタバタ煩いけど。
集落の人が夜中に出入りする不届き者を察知するため、意図的にそうしているのかもしれません。







【用瀬嶽フリークライミング広場(公式サイト)(はちの巣)について】




料金:キャンプ場¥500、小屋¥1,000
期間:通年
乗入:可
予約:不要、役場近くの商店で要受付・清算

飲み水:あり
トイレ:汲み取り、汚い
風呂:小屋にある。 あるいは高梁市街に数箇所
買い出し:高梁市街まで東へ10km。 それより手前にもコンビニがあった気がする。
電波:SB快適。
テント避難:不可


電源込みでも¥750なら安い。 直火の跡も無かったし、そこそこマナー良く使われてきたのでしょう。
というか、殆ど利用者がいないだけの気もする。 大会等が無いことだけ確認したら、フラッと使えそう。
しかし! トイレと風呂の事を考えたら小屋に泊まるべき。
同等設備を有するコテージやバンガローに泊まるなら、普通は1人数千円は下らない。
「山小屋」とは言え、ライハ過疎地の中国地方で¥1,000とは、なんという大盤振舞い。

そう考えたら、初北海道ツーリングでライハ利用を予定しているライダーの予行演習にいいかも。
「同泊者が変な奴だったらどうしよう・・・寝られるかな・・・」 といった、要らぬ心配をしてしまいがちな方はどうぞ。
大丈夫です、この立地では同泊者なんてまず来ません。 ←予行演習になってない


以前に紹介した 高梁美しい森高梁自然公園 と合わせて、高梁市は低料金で頑張ってるなぁと思います。